七夕に星に願いを込めて、
星 × 書 × 茶 のイベント
七夕 星に願い書と茶会
開催しました。
星の時間
七夕は
秋の豊作を祈る日本古来の神事と
織姫(織女)と彦星(牽牛)の伝説
芸事・書道などの上達を祈る中国伝来の行事・乞巧奠
があわさって生まれたと言われています。
七夕伝説では
織物上手の「織姫(織女)」と
働き者の牛飼い「彦星(牽牛)」が
出会い、夫婦となるも、新婚生活にかまけて仕事をしなくなり
織姫の父である天帝の怒りをかい
天の川によって引き裂かれてします。
織姫と彦星は真面目に働くことを条件に
年に一度、七夕の日だけ
天の川を渡って会うことを許されました。
そんな織姫星と彦星
夜空では
こと座のベガと
わし座のアルタイル
と呼ばれています。
織姫と彦星が天の川を渡る際に
二人の為に橋をかける
はくちょう座のデネブとあわせて
とも呼ばれています。
そんな星の世界に思いをはせながら
願いを短冊に込める。
書の時間
「願い」てあらたまって聞かれると言葉にしづらいもの。
まずは自分の中にどんな「願い」があるか向き合うところから。
筆を持って紙に向かいながら自分の願いと向き合う
みなさん真剣。
「すごく集中して、瞑想みたい」
て声も上がったくらい
書と向き合う時間は自分の内面と向き合う時間そのもの。
そうして言葉にした願いを短冊へ
茶の時間
集中したあとは、お茶とお菓子でほっと一息。
今回のお菓子は七夕にちなんで
主菓子:銀河
宇宙をイメージしたバタフライピーの錦玉寒の中に
彦星の飼っている牛の乳が流れてできた天の川銀河をイメージした牛乳寒を忍ばせて。
干菓子:おいり
嫁入りの際にもたせたという香川の伝統的お菓子おいり。
五色の短冊カラーの米菓子は、長年の憧れ・瀬戸内に行った時に出会った一品。
口に入れるとふわっとなくなる感じが好評でうれしい。
星の時間ふたたび
さて、晴れていれば星空を見上げて...
でしたが、あいにくの雨模様。
ということで、七夕の星空案内と擬似宇宙旅行。
織姫星と彦星
べガとアルタイルは実は◯◯光年も離れてる...
なんて話で盛り上がり
最後は短冊を持って神社へ。
終わりに
「願い」てあらたまって聞かれると
言葉にしづらいもの。
でもこうして機会を作って
自分の中にどんな「願い」があるか向き合って
顕在化させることで
それを強く意識して
現実化しやすくなります。
参加して頂いたみなさんの願いが
星に届いて現実に現れますように。
ちなみに、私が書いた願いは
「好き・得意を循環させて生きる」
今回のイベントのように
各人の好き・得意を掛け合わせて
素敵な時間にできたらと思います。