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曜変天目 〜星と虹の輝きの茶碗〜

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曜変天目

 

青と藍の星のような波紋

 

星が輝くような様から

"曜変"と呼ばれるようになった茶碗

 


器の中をのぞくと

陽の光に照らされて

虹色の輝き

 


器の外側は

黒灰色の生地の上に

とろっとした釉薬

 


ころっとして手におさまる感じがいい

 


世界に3つしか現存しないと言われる曜変天目


この春はその三碗が同時公開

て話を随分前からきいてたけど

会期ギリギリに「みたい!」て思って

東京の静嘉堂文庫美術館曜変天目

通称"稲葉天目"にあいにいってきた。

 


名物茶碗の展示といえば、

薄暗い展示室の奥に鎮座してることがおおいけど

今回の稲葉天目は自然光の中で360度ぐるりとみられる展示

 

おかげで
自然の光の中で現れる

虹色と星が輝くような青と藍を堪能

 

この茶碗が作られたのは

12〜13世紀頃

9世紀ものあいだ人の心をとらえて離さない美しさ

て凄いなぁ。


曜変天目の公開は明日6/2まで


気になる方はぜひ静嘉堂文庫美術館

http://www.seikado.or.jp