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言葉を定義することは世界を定義すること〜落合陽一の夜会〜

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現代の魔法使い・落合陽一さん

「落合陽一の夜会」いってみた

 

落合陽一さん

筑波大学学長補佐

デジタルネイチャー研究室研究室主催

ピクシーダストテクノロジー代表

などなも

肩書きだけでも山盛りな

デジタルアーティスト

て枠を超えた人

 

そんな落合さんの最新刊

「10年後の仕事図鑑」出版を絡めての

今回のトーク夜会

 

 

スマホの普及で大きく変わったいま

5年後

世の中は圧倒的に多様になっている

 

 

そこで大切なのは

「自分はどうするか」

 

自分のピタリとはまる

ナニカを見つけた瞬間オファーが殺到する

 

 

そんな話の中で印象的だったのが

落合さんの「言葉の定義」への姿勢

 

質問タイムで

「世界平和を実現するためにはどうしたら良いか?」

て質問があがった

 

落合さんの言葉は

「あなたの世界平和の定義は?」

 

「世界平和」ときいて

思い浮かべるのは人それぞれ

 

不慮の怪我や病気以外で人が亡くなることのない世界

世界中の人が同じ信仰を持つ世界

 

世界平和の定義はひとつじゃない

 

どれが良い悪いじゃなくて

その言葉をどう定義しているか?

 

そう問いかける落合さんの目は鋭かった

 

 

たしかに

落合さんは著者の中で

注釈が本全体の1/3になるくらい

自分の言葉を細かく定義してた

 

(本人にとってはそれでも細かくないのかもしれないけれど)

 

言葉の定義は

自分の考えの定義そのもの

 

自分の使う言葉が

自分の世界をつくる

 

小さい頃

「言葉には言霊が宿るから使う言葉に気をつけなさい」

て言われたけれど

まさに言葉には自分の魂がこもる

 

言葉を定義することは

自分の世界を定義すること

 

普段気にしないで

ふわっとしたイメージで選んでいる

「言葉」

 

自分の発する言葉を見直してみよう