本の街・神保町に
ただでゴハンが食べられるお店がある
その名は「未来食堂」
本屋さんでその存在を知ってから
気になってたお店に行ってみた
カウンター12席の小さなお店
ランチタイム
席についてすぐにお膳が出てくる
この日のメインは魯肉飯
あったかいご飯と一緒に美味しい
品数も豊富
バランス偏りがちな外食派にうれしい
店主せかいさんはとってもキビキビ
お客さんの入店の気配を感じ取って御膳を用意して
席に着いたらすぐに食べられる
ランチタイムに制限のある人にうれしい
この小さなお店はいろいろ変わってる
昼のメニューは一日一種類
夜のメニューはお客さん一人一人の
「ふつう」の味をあつらえる
お店の中にはひとりの店主と「まかないさん」と呼ばれる人たち
まかないさんはアルバイトさんでもパートさんでもない
50分まかないさんとして働いたら一食 食べられる
それが「ただでゴハンを食べられる」てこと
その一食券をその場で使っても良いし
だれかの為に残して行っても良い
お店の前には
そんな「誰か」たちの残して行った食事券が置いてある
まさに
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お金がなくてお腹が空いてたら
ここでお皿洗いしていけば一食は食べられる
そんな
「誰もが受け入れられ
誰もがふさわしい場所」
それがこのお店の理念
大事なことは
「誰もが受け入れられ 誰もがふさわしい」
その実現の場が「未来食堂」
だから店主のせかいさんには
「飲食店だからこう」
て既成概念はない
「自分がやりたいことは?」
「その当たり前は本当に必要か?」
「大事なこと以外はしない」
一所懸命考えて
自分なりに腹落ちさせた
ぶれない軸をもつ
そんなせかいさんが書いた一冊
飲食店に限らず
「やりたいこと」
がある人に読んでみてほしい本
ちなみに
未来食堂でこの本を買ったら食事券がついてきた
本を買うと一食食べられる
おもしろい仕組み
本もゴハンも気になる人はぜひ神保町へ