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コトモノガタリ

エンデの遺言 〜モモの作者が語るお金のはなし〜

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"モモ" "はてしない物語(ネバーエンディングストーリーの原作)" の著者

 

ミヒャエル・エンデ


その遺言と題された本のテーマは

 

"お金"

 

ユングさんはインタビューで


「現代のお金が持つ本来の問題は、
お金自体が商品として扱われているところ。


お金自体が売買されるのが現代。


これは許されることなのか?


貨幣の本質を歪めるものが入るのではないだろうか?」

と語っていた。

 

そのエンデさんが影響を受けた一人が
忘れられた思想家シルビオ・ゲゼル


ゲゼルマネーのもとになった人

 

ゲゼルさんは


「お金も自然界の存在と同じように年を取り最後は消えていくべき」


「お金も老化しなければならない」


「お金は経済という、いわば有機的組織を循環する血液のようなもの」

 

として


「老化するお金」「時とともに減価するお金」

 

を提唱した。

 

ゲゼルさんの考えをもとにした


"老化するお金" ゲゼルマネーは


オーストリアの一部の地域などで実際に使われた。


そのお金を手にした人はお金が老化する前に利用する。

 

それによってお金が地域に循環して地域が潤って失業率が改善した。

 

しかし、当時の中央銀行から紙幣発行の独占権を侵害されたとして使用を禁止され、

街は再び不況に戻ってしまう。

 

一度は表舞台から姿を消したゲゼルさんの考え方。


しかし、もう一度、貨幣を実際になされた仕事やモノと対応する価値として位置付ける動きがはじまってきている。

 

いままでの常識が変わる時代。

 

そんな視点で "モモ" や "はてしない物語" を読んだらもっとおもしろそう。