世界一過酷と言われるアタカマ砂漠マラソン。
「死への道」と呼ばれる地域を1週間で250kmを走破する過酷なレース。
自分だったら行こうと思わない
そのレースに挑んだチームの映画
"Life Treasure"をみてきた。
https://www.make-the-heaven.com/life-treasure-1
メンバーは主婦の人や表現家の人や
必ずしもプロのアスリートじゃない
10人がボロボロになりながら挑んだ1週間。
一人のメンバーはレースの中で足の裏の皮が半分めくれるくらいがボロボロになった。
レース山場、70kmを夜通し歩き抜けるコースに差し掛かった時、運営スタッフの一部から声が上がった。
「この先のコースはレスキューが助けに行けない。あの選手はこの先に行かせるべきでない」
リタイアになってもおかしくない彼をフォローしたのは彼を診たドクターの
ひとこと。
「彼は大丈夫」
「彼には仲間がいるから」
その姿に富士山に登った時の自分を思い出した。
序盤から高山病になって、数メートル進むのもつらくて、一緒にいてくれた仲間がいなかったらあきらめてた。
心配された彼と、彼の仲間たちは砂漠の昼と夜を歩き続け、一人もかけることなくゴールした。
ひとりだったらむずかしくても
仲間がいるからできる。
それは支えられた人だけじゃない。
支える人がいることで一人の時より力が出る。
お互いがお互いを支えている。
ちょっとほろっときた一本でした。